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AMSRとAMSR-Eによって観測された、北極海の海氷分布、海面水温、海上風速や、台風による雨など、地球の水に関する物理量をさまざまな形で可視化します。

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  • 今日の1枚
    「今日の一枚」では、AMSR-Eの観測データを画像化して公開しています。公開している画像の、海域の黄白色の部分は強く雨の降っているところや海氷が分布している場所、水色は大気中の水蒸気や雲が少ない場所を、紺色は大気中の水蒸気や雲の多い場所をそれぞれ表しています。

  • エルニーニョ
    気象庁では、監視海域(北緯4度〜南緯4度、西経150度〜西経90度で囲まれた海域)の海面水温と平年値(1960年から1991年までの30年平均値)との差の値を5ヵ月移動平均して、半年以上連続して0.5℃以上高くなっていると「エルニーニョ」と定義しています(逆に、0.5℃以上低くなることを「ラニーニャ」と定義しています)。JAXA/EORCではAMSR-Eの観測データを用いてエルニーニョの監視を行っており、「エルニーニョ」のページでは全球の海面水温と海面水温偏差の画像、およびこの海域のそれぞれの時系列グラフを公開しています。

  • JAXA/EORC台風速報
    「JAXA/EORC台風速報」では、PR/VIRS(TRMM)およびAMSR-E(Aqua)で観測した最新の台風画像を公開しており、発生から消滅までの降水量、海面水温、および台風の通過した軌跡を画像化して公開しています。

  • オホーツク海氷速報
    「オホーツク海氷速報」では、JAXA/EORCにて処理した最新のオホーツク海の海氷分布画像を紹介しています。紹介している画像は、AMSR-Eの観測データから推定した海氷密接度画像、MODISセンサの3チャンネル合成画像、および雲フラグ画像です。

  • 黒潮モニター
    黒潮は、北太平洋を循環する大きな流れの一部であり、与那国島近海で東シナ海に入り、沖縄本島の西側を北上して、種子島・屋久島と奄美大島との間のトカラ海峡から太平洋に入り、日本の南岸に沿って流れ、房総半島沖を過ぎて東に流れる暖流です。この黒潮の動向は、漁業やマリンスポーツの関係者にとって、また船舶の安全航行や沿岸防災のためにも必要な情報です。黒潮が蛇行する形によって、黒潮にのってやって来るカツオやマグロの漁場位置が変わり、漁獲高に影響があるともいわれています。
    「黒潮モニター」では、AMSR-Eで観測した海面水温の観測データの、この黒潮海流が通る地域について切り出した画像を公開しています。


  • 準リアルタイム輝度温度(日本付近)
    「準リアルタイム輝度温度」では、ほぼ同時刻に日本周辺を観測したAMSR-EとRadarAMeDASの観測データを画像化して公開しています。RadarAMEDASデータは1時間降水量を示しており、日本気象協会からリアルタイムで提供されているものを使用しています。

  • 全天候型海上風速
    「全天候型海上風速」で公開している海上風速は、標準アルゴリズムとは異なる新しいアルゴリズムで算出されたものであり、この新しい海上風速の推定アルゴリズムでは,雲や水蒸気の影響を受けにくい 6GHz帯の観測データを使用することで、台風や低気圧等の天候条件でも適切な海上風速が算出できるようになりました。海上風速の推定には不利な天候でも適切な海上風速が算出できるという意味で、このページで公開している海上風速を「全天候型海上風速」と呼んでいます。

  • 南北半球海面水温偏差
    AMSR-Eのデータを解析した結果、北半球の高緯度域における近年の海面水温が、過去30年間の平均値と比べて、特に夏季において大幅に上昇していたことが分かりました。これは、北極域海氷分布域の減少と密接に関連しており、さらに地球温暖化と関連している可能性があります。「南北半球海面水温偏差」では、こういった地球環境変動を解明するため、AMSR-Eの観測データから北極と南極の海面水温偏差の月平均を算出したものを画像化して公開してます。

  • 台風DB
    「台風DB(データベース)」では、熱帯降雨観測衛星(TRMM)に搭載されているPR、TMI、VIRSの各センサと、Aquaに搭載されているAMSR-E、そして環境観測技術衛星(Midori-II)に搭載されていたAMSRにより観測された、世界中の台風、ハリケーン、およびサイクロンのデータを画像化してアーカイブし、公開しています。

  • 画像ギャラリー
    「画像ギャラリー」では、AMSR-Eで観測、解析処理した画像を様々な切り口で紹介します。AMSR-Eの観測データがどのように利用され、どのような現象を捉えるのに役立つのかということについて解説し、興味を持っていただくためのコンテンツです。

  • 全球ブラウズ画像
    「全球ブラウズ画像」では、地球観測研究センター(EORC)で処理・作成されたAMSR-Eのブラウズ画像を公開しています。EORCでは、地球観測センター(EOC)の定常処理で用いられている標準アルゴリズムに加え、研究アルゴリズムによる試験処理も実施しています。そのため、物理量によっては複数のブラウズ画像が存在します。複数のアルゴリズムの比較を通じて、研究者と協力しながらプロダクトの改良を行っています。

    公開しているプロダクトは以下になります。