TRMM 3D ムービーヘルプ
TRMM 3D ムービーは、TRMM衛星によって観測された台風の雨と雲を立体的に再現したものです。
台風の雨は、降雨レーダーPRによって観測された三次元雨データを用いて作成しています。
台風の雲は、可視赤外観測装置VIRSによって観測された雲頂輝度温度データを用いて作成しています。
TRMM 3Dムービーは、次の3つのステージから構成されています。
ステージ1:雨の水平断面+雲の水平分布、カメラ固定(上方向が北向)
ステージ2:雨の立体構造+雲の立体構造、カメラらせん状に下降
ステージ3:雨の鉛直断面+雲の鉛直断面、カメラ固定(奥方向が北向)
ステージ1  
ステージ2  
ステージ3  
ステージ1:雨の水平断面+雲の水平分布、カメラ固定(上方向が北向)
  • 上空から台風を見下ろした様子です。
  • 雨の水平断面の高度は、「2.0 km → 3.5 km → 5.0 km → 6.5 km」と、変化します
  • 赤色が強い雨を、青色が弱い雨を示します。
ステージ2:雨の立体構造+雲の立体構造、カメラらせん状に下降
  • 半時計方向に回転、下降しながら台風を見下ろした様子です。
  • 雨(白い集合体)と雲の立体構造を示します。
ステージ3:雨の鉛直断面+雲の鉛直断面、カメラ固定(奥方向が北向)
  • 斜め上方から台風を見下ろした様子です。
  • 雨の鉛直断面は、「南側(手前側)→ 北側(奥側)」に移動します。
  • 赤色が強い雨を、青色が弱い雨を示します。
空間スケール
  • 雨と雲の鉛直スケールを20倍に強調しています。雨と雲の鉛直構造を見やすくするためです。
  • 雲の鉛直スケールはVIRS赤外チャンネルによる輝度温度から間接的に推定しているため、誤差が大きくなります。
    このため、雨と雲の鉛直分布を厳密に比較することはできません。
  • 雨と雲の水平スケール(緯度、経度)は、現実を忠実に反映させています。
カラースケール

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