ADEOS-II Science Project

画像ライブラリー2003年3月26日

GLIが捉えた、緑の東南アジア


GLIが捉えた、緑の東南アジア
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れは、GLIが2003年3月19日に観測した東南アジア、タイからマレーシア、インドネシアのスマトラ島にかけての画像です。マレー半島やスマトラ島を密に覆う熱帯雨林などの植生が捉えられました。このマレー半島の西側つけ根部分(ミャンマー南部)では、イラワジ川などから土砂がアンダマン海に流れ込み、湾の水が濁っている様子がよく分かります。
また、半島の東側つけ根部分に位置するバンコクの市街地と、チャオプラヤ川に沿った植生の様子がよく見えます。バンコクの約400km東に(GLIの観測幅(東西方向)は1600km)、雲間から、東南アジア最大の湖であるトンレサップ湖とその周りの緑も見えます。現地では乾季から雨季に入りつつあり、トンレサップ湖では水位が上がりはじめ、増水期には面積は乾季の約4倍、約10000平方km(琵琶湖の約15倍)にまで広がります。なお、これらの南、シャム湾からマラッカ海峡にかけての海が白っぽく写っているのは、サングリッタと呼ばれる太陽光の海面反射によるもので、トンレサップ湖の水面が白く写っているのもそのためです。 For this beautiful planet ADEOS-II

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