これらは
GLIが観測した日本列島です。左から2003年3月19日、20日、21日と、ほぼ24時間ごとの雲やオホーツク海の流氷の変化、北海道から本州の日本海側にかけての 積雪の分布などが分かります。環境観測技術衛星「みどりII」では、3月19日から23日にかけて、初めてのシステム総合試験が実施され、このように連続かつリアルタイムでデータが取得されました。「みどりII」は現在、初期機能確認段階にありますが、4月中旬以降に校正・検証を行う段階に入ると、このようなデータが毎日取得できるようになります。さらに、データの高次解析によって、植生や海水温の変化、黄砂などの環境情報を得ることができます。