データ中継技術衛星「こだま」と環境観測技術衛星「みどりII」との間で、衛星間通信実験を初めて実施し、日本と直接交信できない地域の上空で「みどりII」搭載の
GLIがとらえたデータを、静止軌道上の「こだま」で中継して、地球観測センター(埼玉県鳩山町)へリアルタイムで伝送することに成功しました。
2003年2月20日 日本時間の午後2時頃の雪をかぶったチベット高原からインド亜大陸、セイロン島にかけての広い範囲が観測されました。
GLIの3つの可視光観測波長帯、660ナノメートル(チャンネル22)、545ナノメートル(チャンネル21)、460ナノメートル(チャンネル20)のデータをそれぞれ赤、緑、青色に割り当てた、目で見た状態に最も近い合成画像です。