下の図は、揚子江河口・東シナ海沿岸一帯の拡大画像です。画像中央の揚子江河口から北の沿岸には、流れ出す土砂による懸濁水と堆積による洲や浅瀬が放射状パターンとなって見えます。
これらの画像は、
GLI第2回チェックアウト時の2月6日日本時間午前11時30分頃に、地球観測センター(埼玉県鳩山町)で受信したデータを使っています。日本で直接受信する
GLIのデータでは、上図のような広範囲をカバーすることができます。今回の画像は、分解能1キロメートルの3つの可視光観測波長帯、678ナノメートル(チャンネル13)、545ナノメートル(チャンネル8)、460ナノメートル(チャンネル5)のデータをそれぞれ赤、緑、青色に割り当てたもので、目で見た状態に最も近い合成画像です。