2002年9月11日
マイクロ波による地球の観測
マ
イクロ波を用いた観測技術は太陽光を必要としないため、マイクロ波放射計は昼夜を問わず観測が可能です。さらに、マイクロ波放射計は雲の下を観測することができます。図は、冬のオホーツク海における海氷分布を観測した、マイクロ波画像センサ
SSM/I
の37GHzの画像(右図)と改造型高分解能放射計
AVHRR
の2バンド合成画像(左図)です。
これらの図から、
AVHRR
(可視・赤外センサ)は海氷分布の細かな構造を見分けることができますが、
SSM/I
(マイクロ波放射計)は雲の影響を受けていないことがわかります。
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